2011年12月15日木曜日

序章

いつからなったのか…
そんな事わからないが、「気がついたらなっていた」
最初におかしい…ぞ…と思い始めたのは、もの忘れが出始めた頃。

財布を紛失し、その一週間後にまた財布を紛失…
買ったばかりの物を買って直ぐに何処かに忘れ、何度も何度も探しまわる…
仕事場でも物を紛失し、何処にやったのか何処に置いたのかも思い出せない...
忘れ癖が酷くて、仕事をするのもだんだん怖くなってきた。

一体、自分はどうしてしまったんだ?!

おかしい…自分が何かおかしい…ただずっとそう思っていた。

TVを見たくても、10分見ただけで疲れてしまいTVも見れない。
趣味のゲームすらやる気が出ない……
風呂に入るのも面倒になったり、洗濯物は洗えない。
仕事から帰ってくると、めんどくさくてそのまま玄関の靴箱で寝る。

自分は10代の頃に精神科に通った経験があったので、
もしかして……と思い「うつ病」と検索してみた。

どれも自分の現状と当てはまる事柄ばかり…
私は怖くなって、もしかしてこのまま「コレ」がずっと続くのかと恐怖だった。
働けなくなったら生きていけない…どうしようかとパニック寸前。

手首全体を包丁で切ったり、今も残る血だらけの玄関。
怖くって眠れず不眠にもなってきた。
眠れないのでアルコールは欠かせず、いつのまにかアルコール中毒にもなっていた。

周囲から、痩せた?痩せたね…と言われてから初めて全身が写る鏡で
ちゃんと自分を全身鏡で見てみたらゾッとした……

そこには骨が浮き出て異様に細い首と手足、まさに骸骨の自分が映っていた。
頬はこけて、髪は抜け落ちて醜い自分だった。
そうか…死ぬのかな、私。

この時点で初めて精神科を受診した。
今思えば、もっと早くに病院にいくべきだったと思う。